デイトレやスイングをしていて、誰しも必ず通る道といってもいいのが、
欲を出したが故の失敗トレードですよね。
特に私のような株初心者がよく陥ってしまうのが、「まだ上がる!」と欲張ったために
最高の売り時を逃し、結果として、その後暴落 → その後どうすることもできず塩漬けです。
特に今月は自己最高のトレード成績を叩き出していたこともあり、気持ちが大きくなっていた部分もあったと思います。ここにきて、とてつもない大きな含み損を抱えてしまいました。😭
今回は「なぜそうなってしまったのか?」自分自身で振り返ることで、この経験を教訓として今後のトレードに活かそうと思い記録しています。
トレード失敗:メディアリンクス(6659)
まずは保有株メディアリンクスの現状です。ナンピンを重ね355円まで平均株価を下げたものの、先週の金曜日、そして今日月曜日と2日に渡る、暴落を経て約20万円の含み損となりました。
今となっては無残な状況ですが、ここに至るまでに利確して逃げ切れるポイントがなかったわけではありません。あったんです!でも利確できなかった・・・
それがなぜかを検証するため、一連のトレードを振り返ります。
メディアリンクスの全トレード振り返り
6/22 【購入】388円×1000株
6/22 【購入】374円×500株 平均株価:383円×1500株
6/22 【売却】398円×1500株 損益:+22500円
最初のトレードはご覧のように板の勢いから、上に上がる勢いありと判断したため、ナンピンしながら平均株価を下げ、その後の急騰で上手く利確できました。ここは400円が一つの節目と判断して、その手前で降りた形です。 ここで利確できたことが自信となったことプラス、まだ株価の上下動を繰り返していたので、もう一度利確できるチャンスがあると判断して、下げ止まりのリバ狙いを実行することに。
6/22 【購入】379円×1000株
6/24 【購入】362円×1000株 平均株価:370.5円×2000円
6/23で大きな陰線が出た翌日、寄りの位置が低かったので、1分足を見ながら下げ止まったと判断した場所でナンピンをして、平均株価を下げたのち、狙い通り株価は上昇。寄りから約1時間後に猛烈な買いの勢いが入り、株価は395円まで上昇しました。
結果的にはここが最大の売り時でした。この時含み益が約4万円ほどあったのにも関わらず、なぜ利確ができなかったのか。当時の心境はこうです。
①:板の上昇勢いがすごくてテンションが上がり、絶対に400円を超える!と思い込んでしまった
これは寄りからずっと板を見ていて、午前10時すぎから約20分の間に30円ほど株価が上昇しました。この時の売り板をパクパクと食べ続ける買いの猛烈な勢いに、僕のテンションは急上昇!笑)普段から、「欲は禁物!コツコツと」となんどもブログで言っているにも関わらず、この時はそんなこと忘れて、板を全力で応援していました😅
②:OVERよりも圧倒的にUNDERの数が多かった。
上昇を続けていく中で、板のOVERとUNDERは常にチェックしていたのですが、上昇時もUNDERの方が常にOVERの2倍以上注文が入っていたので、「これだけの勢いがあれば400は絶対超える!」と思い込んでしまったのです。😭
しかもこのUNDERの数は株価が下落している時も常にOVERを上回っていたので、「そのうちまた吹き上がってプラ転するだろう」と危機感を感じていなかったことも損切りが遅れた要因です。
これだけUNDERが上回っているのに、株価が下がり続けるということが初めての経験だったので、今回の件で、決してUNDERの優勢が=株価の強さではないということを身を以て知りました。
今後どうする・・・?
結果、その後は無慈悲な右肩下がりを食らってしまい、所々でナンピンをするも、傷口を広げるだけとなってしまい、現在、
【保有】355円×3500株 となっています。
個人的にこれ以上のナンピンは精神的にもキツいので、あまり考えていませんが、今日の引け前の5分足チャートを見ると、
300円が支持線になっているような動きを見せてもいるので、明日以降下げ止まりに期待したいです。
この銘柄の行く末は、最後までお伝えしたいと思います。はぁ。。。
学びとはいえ、やはり含み損20万円という数字は見ていると辛くなってきますね。でもこれも全て自分の強欲さが招いたこと。成功体験が続くと、どうしても次は「それ以上」を求めてしまう。この気持ちをいかに滅殺しロボットのように淡々と、なんの感情を抱くこともなく、自分が最初に決めたルールを守り続けられるか。
株をやるときだけは、いかに冷徹で無機質な人間になり切れるか。
まだまだ修行が足りませんね〜💦
今日もご覧いただきありがとうございました。