トレーダーなら誰もが経験する含み損。今回は自身の中でも過去最大クラスの含み損となったことに加え、ちょっと上昇の兆しが見えず、手の打ちようがない状態まで行ってしまいかなりショックを受けています。
これまでの自分は損切りやナンピンを駆使しながら比較的大きな怪我なく資産を増やすことができていた。地合いの良さもあり、なんとか乗り切れちゃっていたのだが、今回は自分でも失敗と認めざるを得ない大きなミストレードを経験した。
簡単に言うと、今まではリスク管理しながら小ロットで経験を積んできたIPO銘柄に対し、①かなり手広くロットを貼って勝負してしまった。更には②連続S高で値幅制限が4倍となった急騰銘柄でロットを貼って大被弾を喰らった。という超豪華2本立てだ。
この経験を絶対に忘れないために、反省の意味も込めて、ブログで記録を残したいと思う。
【デュアルタップ(今回最大の反省点)】
2日連続S高を受けて、今日から値幅制限が上がるということもあって、寄ってからかなり勢いよく取引が行われていた。デイトレ勢やイナゴも集まり、最初は様子見しながら動向を見守っていた。S高が1300円あたりだったが、上値が1130円あたりで上げ止まっては、一旦大きな売りが入り、また1130円を目指すというような動きが続いていたので、デイトレ目的で、大きな売りが出た後に成りでインしながら、数円の値幅を拾って、1000円〜3000円ほどの利確を繰り返していた。1回に500株ずつのロットで入りながらコツコツやっていたが、前場終了間際たしか11:28位にかなり大きな万株の投げ売りを浴びせられ、一気に株価980円まで100円近く下落して前場終了。その後も昼のPTSで920円台くらいまでいってたので、かなりやばいと思いながらも後場の対応を考える。
後場も引き続き、寄りから下がり続けるリスクがあると思ったので、寄りからは入らず、反発を確認してから入ろうと決める。
後場の寄りは960円台からスタート。1分足で上髭が続いたので、なかなか入る勇気が出ず、1000円付近に。それでも1000円を超えたことで行けると判断して、ここでナンピン。この時点で2000株ほど持ち平均株価1060円台まで下げていた。
ここからは同値撤退を目標に板を見守っていたが、ここから少し買いに勢いが戻り、ぐんぐん上昇し始める。アップダウンしながらも1040円台まで戻ってきていたので、この勢いなら戻るだろうと踏んで損切りをしないという判断に。結果としてはこれが最大の敗因で、ここで損切りができていれば損失は数万円で済んでいた。ただ「同値まであと少し」という希望と、後場の寄りからは大きく回復していたため行けると思ってしまった。
結果から言えることは、後場に入ってから1050円台へのチャレンジを3回していて、3回とも届いていない。この時点で、すぐに損切りしなければいけなかった。節目チャレンジに3回失敗したら撤退というのは、一つの指標としてリスクヘッジのためにもアリかもしれない。ただこれを板の動きが激しい銘柄で、冷静に判断できるようになるにはまだまだ精神的余裕や技術が足りないと痛感。
その後は思考停止状態に陥り、900円が節目の心理抵抗線になるのでは?という期待を込めてもう500株ナンピンするも雀の涙で、今に至ります。
明日以降のことを考えると、今日これだけ下げても、かなり上がってはいるので、まだ利確組が明日以降も出てくることが予想されるかもしれない。
挽回の機会があろうがなかろうが、自分にできることはこれ以上の損失を増やさないように自分なりの分析や努力を続けることと、今回のケースをしっかりと頭に入れて、次に活かすということ。幸い今月すでに40万ほど利確できているので、今月の利益が吹っ飛んだと考えて、あまり引きずらないよう切り替えたいです。
にしても今日は引けてからしばらく椅子から立ち上がれなかったなぁ(笑)ブログにも一切絵文字ないし・・・笑
明日も頑張りましょう!皆さんもお気をつけください!!